再生デザインと軍艦島の動き
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事例として軍艦島のことをあてはめて考えてみたいと思います。現状は何も手つかずの状態(護岸の修理を除き)で30年放置されています。利用をしなくなって建築の痛みかたは加速度的に進んでいます。そのような中にあって、地元の有志や元島民や文化人の中には軍艦島がもつ文化的な意義に気付き、活用を求める状況もすでに起こっていてNPO団体として活動を始めています。再生の胎動が始まっているわけであります。主体的に活動し維持し続ける人々(生活者・利用者)の意見を尊重することが重要です。 |
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一宇一級建築士事務所 |